【無料/DL不要】気軽に3Dグラフィックが作れるWebサービス3選
最近よく見かける3Dグラフィックを試してみたいけどどこから手をつけて良いか分からない方や、興味はあるけど時間やコストをかけずに3Dグラフィックを制作したい方へ、無料で気軽に使えるWebサイトを3つご紹介いたします。
🔽以下のような3Dグラフィックが作れるようになりますので、ぜひ最後までお読みください🔽
Spline(スプライン)
- https://spline.design/
- こちらのサービスはGUIを通じて3Dグラフィックや3Dモーションを無料で制作できます(一部機能は有料です)。
- 基本操作については、チュートリアル(公式Youtube)が公開されていて、すぐにスキルを身につけることができます。
- 充実したライブラリやコミュニティがあり、アイデアに迷ったときには参考にすることができます。
- このブログのサムネイルもこちらのサービスを利用して作成しました。
- 有料プランにアップグレードしなくても多くの機能を利用でき、書き出しも簡単に行えます(詳細は後述に記載いたします)。
Womp(ワンプ)
- https://womp.com/
- こちらのサービスもSplineと同様に、GUIを使用して3Dグラフィックや3Dモーションを無料で制作できます(一部機能は有料です)。
- 3Dモデルの質感にこだわりが感じられ、デフォルトでオブジェクト同士がくっついたり、光や背景が反射する設定がされており、インタラクションの表現が多彩です。
- チャット機能があり、分からないことがあればすぐに質問できる環境なので、仲間を探している方に適しているかもしれません。
- Splineと比較すると無料プランでできることが少ないと感じるかもしれませんが、オブジェクトの質感に関してはWompのほうが得意としているように感じています。
Nomad sculpt(ノマドスカルプト)
- https://nomadsculpt.com/demo/
- iPadOSで利用できる3Dモデルアプリが話題になっていた、Nomad SculptのWebサービス版です。
- アプリ版は有料ですがWeb版は無料で利用できるため、まずは試してみたい方に最適です。
- デモサイトであるため利用可能期間は不明ですが、1つのプロジェクトを保存することが可能です。
- アカウント登録不要で、サイトを開くとすぐに球体が表示されるため、すぐに3Dモデリングを始めることができます。
以上が「気軽に3Dグラフィックが作れるWebサービス3選」です。
ここからは、Splineの操作(作成〜書き出し)について簡易的に説明します。
Splineを使ってみよう
ライブラリから3Dオブジェクトを選ぶ
SplineとWompはGoogleアカウントがあればすぐに制作を開始することができます。
アカウントの連携が終わったら+New File
ボタンをクリックします。
するとテンプレートが出てくるのでお好きなものを選択してください。
今回は左上の【3D Text】を使用します。
編集する
【Aa】という3Dテキストが表示されているところにカーソルを合わせ好きな文字を入力します。
GUIの操作感はデザイナーお馴染みのツールと大きく違いはないので、数値を変えたりして変化するオブジェクトを楽しんでください。
操作につまづいたり、表現に迷った場合はチュートリアルを確認してみましょう。
書き出す
書き出しはExport
ボタンからも行えますが、リサイズを行いたい場合はEdit Frame
からも行えます。
リサイズしてJPG,PNG形式でエクスポートすることが可能です。
3Dプリンターで出力できたり、visionOS形式でエクスポートできる点も素晴らしいですね……
公開する
Public URLからCopy Link
をクリックしてifremeタグに入れると、以下のように表現することができます。
オブジェクトやカメラに変更を加えた場合はUpdate Public URL
をクリックすると更新されます。
※うまく表示されない場合はFrameのサイズを「Custom Size」にしたり「Responsive」にして調整してみてください。
以上、気軽に3Dグラフィックが作れるWebサービス3選でした。
こんなに簡単に3Dモデルが作れる時代になったこと、とても驚いています。
素晴らしいサービスなのでぜひお試しください。